蜥蜴重工様の【M.A.I.D】に関連したページ




「神聖テラモユス帝國」
 かつては辺境の小国に過ぎなかったが、
帝國は独自のヒトガタ戦闘兵器〝MAID〟を投入。
列国を圧倒し、大陸のほぼ全域を支配する軍事超大国に発展した。

 そして、帝國が群雄割拠の世を制し平和を築いた現在。

現皇帝テラモユスの思いつきによって
次期皇帝の座を賭けたMAIDバトル『皇位継承戦』が
あらゆる事情の皇族とそのMAIDを巻き込み
繰り広げられていた…。

※なお、設定諸処に関しては独断で決めているモノであり、
社長のご厚意によって便乗させてもらっている【二次創作】であって
蜥蜴重工のオフィシャルではありません。


■M.A.I.D
┗■ルフェル
┗■黒百合
┗■ナイチンゲール三姉妹
┗■チューリップ
┗■ホルン
┗■ミテア
┗■シーア
┗■トリア
┗■ミチル

■人物
┗■カリオ
┗■
ピーター・モグリオ
┗■
若松幸示
┗■
ララスン・H・カーン
┗■
鳳凰院鶯妃

■用語
┗■看護メイドとは?
┗■空戦メイドとは?
┗■J国とは?
┗■A国とは?
■STORY
┗■ルフェル編
 ┗■序話(マンガ)
 ┗■2話(マンガ)
  ┗■2話閑話(マンガ)
 ┗■3話(マンガ)
 ┗■4話
 ┗■5話
  ┗■5話閑話(マンガ)
 ┗■6話
 ┗■7話
 ┗■8話
 ┗■終話
┗■チューリップ編
 ┗■序章マンガその1
 ┗■序章マンガその2
  ┗■閑話その1
 ┗■本章マンガその1
 ┗■本章その2
 ┗■本章マンガその3
 ┗■本章その4
 ┗■本章マンガその5
 ┗■終章マンガ

■STORY 2
┗■ex
 ┗■ある人間の小話(マンガ)
 ┗■帝國空中大決戦(偽) (マンガ)
 ┗■その日彼は英雄となった(マンガ)
 ┗■その頃のシーア様
 ┗■とある日のうるるの話
 ┗■ライラと赤い公園と…

■落書きGallery
┗■ごった煮ギャラリー 更新
┗■人様のメイドを描いてみる・仮まとめページ
┗■拍手レスギャラリー

■……裏STORY
┗■ルフェル編・閑話3の裏 (マンガ)
┗■ルフェル編・台無しな話 (マンガ)
┗■ある日のメイドインヘブン (マンガ)
 M.A.I.D
 【ルフェル】


 「カリオは大バカ野郎です」

 末席の皇子【
カリオ】のメイド。
 大戦初期に量産された旧式の第一世代戦闘メイド。戦闘により破損し廃棄されるところを、帝位継承権のないカリオへの当てつけに、子守として与えられた唯一の物。
 旧式であるため表情や感情に乏しく、極めて合理的に物事を判断する。しかし反面、口調はやや刺々しいものがあるが、損傷によるバグか固有の個性なのかは不明。
 旧式とはいえその動力は膂力に優れ、その瞬間膂力はスペック上5000kg以上に達する。ただフル稼働時における 持続時間は30秒と短く、剛性と冷却問題から連続運転は不能となる。また戦時の損傷もそのまま放置されていたため、カタログスペックの半分も性能を発揮できない劣悪な状態であるが、社会的支援のないカリオに彼女を修繕する余力はない。
 そのため、貧相な生活を余儀なくされていたカリオにも皇帝の「メイドを仕合わせ、帝位を決せよ」というお触れによって帝位継承権が与えられたとき、彼女は自分よりも優れたメイドを取ることを第一にと強く薦めたが、幼いカリオはこれを是としていないため、その度に苦言を呟いているが――――。

 世代:第一世代(初期量産型)
 ランク:E
 スペック:攻撃D/防御E/機動C/持久E/頭脳C/技量C
 身長:160cm
 体型:標準、控えめ
 装備:-
 好きなもの:特になし
 嫌いなもの:特になし
 主人:【カリオ】⇒「カリオ」


末席の皇子
【カリオ】


「ボクのメイドはルフェル一人だけだ」

 6歳。明朗で意志が強い少年で、帝位に関してとんと興味を示さない。
 ただし、彼は帝位継承権どころか皇族としても認められていない人間である。
 カリオの母親は皇宮の上級使用人であったが、酔った皇帝を唆したとして姦淫の罪に問われ、実刑こそ免れたものの、側室としての分限あらずと追放されており、その際に孕んだ子供である。
 あわよくば皇族入りをと考えたカリオの母親だったが、その目論見は外れ、すべてを失った変わりに得たものは皇位継承権を持たない赤児と廃棄寸前のメイドのみという実情に絶望し、カリオをルフェルに押し付け蒸発。その後の消息は不明。
 そんな己の経緯について、カリオが表情を曇らせたことはない。けれど幼さ故に理解していないのでもけしてない。彼は自身の生い立ちを真剣に受け入れた上で、今日を生きているのである。
 そんな彼の情操に際し、ルフェルの存在が大きいことは言うまでもないだろう。

 M.A.I.D.
 【黒百合】

 「使った試しはありませんが。呪うのは得意ですよ、きっと」

 帝國製ではなく、帝國が併合した元J国が「M.A.I.D.」に対抗して独自に生み出した試作からくり人形。そのため技術的に帝國製のメイドとは異なる。
 からくりと名を打っているが、技術には帝國で言うところの「オカルト」の類が用いられ、その材料は生きた人間の少女などという外法の物であった。その邪悪さ故か元J国製メイドは成功例は黒百合唯一であり、その対メイドの切り札も実戦投入されることなくJ国は帝國に敗北したのである。
 その後帝國に接収された黒百合は異質のM.A.I.D.として認められ、さるメイド技師に研究を兼ねて側仕えに出されることになった。
 戦闘能力として、元J国軍人が運用していた武術のひとつ「合気道」を使用できるが、身体性能は並の人間を多少超える程度であり、帝國の戦闘メイドに通じるほどのものではない。本人曰く「呪い」を得意としていると云うことだが、彼女の主であり研究の一任者である技師は「条件が合わないんだ、試しようがない」とはぐらかすため、詳細は不明のままである。
 性格は極めて穏和であり、気を荒立てることは滅多にない。普段は主の助手として立派に役目を果たしており、祖国を滅ぼした帝國を恨んでいる素振りもなく、また失われた祖国にも未練はないようだ。
――――彼女は元J国が戦敗が決しようとした際に求めた「決戦兵器」として生み出された。その仕上がりは、間違いなく唯一の「成功例」であった筈であるのだが…。

 世代:第三世代に該当
 ランク:E
 スペック:攻撃E(?)/防御E/機動D/持久E/頭脳A/技量D
 身長:146cm
 体型:ぽっちゃり、貧しい
 装備:-
 好きなもの:お茶、折り紙
 嫌いなもの:煙草、酒類
 主人:メイド技師【ピーター・モグリオ】⇒「主様(あるじさま)」

 M.A.I.D.
 【ナイチンゲール三姉妹】

 「あのねー今日ねー!たっいへんな事がネー!」
 「お姉、落ち着くであります。転ぶと痛いであります」
 「そうそう。いつまでもそんなじゃ豆腐の角に頭ぶつけてバナナに釘打って死んじゃいますよ? ……むしろ一遍見てみたいかも。今度試そ」

 メイド技師ピーター・モグリオに付き従う
看護メイドたち。
 三つ子の姉妹であり、右から長女の【フランシス】、末っ子の
【ファニー】、次女の【パシノープ】となる。誕生は同時であるが、意識が覚醒した順に区別された。
 性格はそれぞれで大きく異なり、フランシスは活発で子供のように落ち着きがなく、ファニーは冷静沈着で堅苦しい態度をよく取り(堅物というわけではない)、パシノープは一件従順で穏和な態度を取るが中身は腹黒い策士――――というのがマスターであるピーターの見解である。
 能力的には別段差異はなく、看護メイドとしては至って優秀である。ただし患者のプライバシーに関しては些か配慮が欠けている気はある。
 尚、過去によく定期検診していた
シーアのことを三人とも「お姉様」と熱烈に慕っていたが、詳細不明。

 世代:第二世代看護型
 ランク:D
 スペック:攻撃E/防御D/機動D/持久D/頭脳C/技量D
 身長:130cm
 体型:華奢、皆無
 装備:医療用デバイスetc
 好きなもの:(右から)チョコレート/羊羹・白玉善哉/激辛系
 嫌いなもの:(右から)特にない/柑橘系/バカ
 主人:メイド技師【ピーター・モグリオ】⇒「先生」

 M.A.I.D.
 【チューリップ】


 「僚人を失った者は戦術的に負けなんでしゅ…すよ。
 偉い人にはしょ…そ、それが分からないんです」

 かつての侵略戦争期における帝國空軍の最多撃墜王であり、通称「黒い悪魔」と敵国から畏れられた空戦メイド
 その通り名に相応しい巨大な対の黒い翼を持ち、通常二対の翼を持って産まれる他の空戦メイドとは大きく異なる外見をしている
 チューリップの戦法は高速機動による奇襲、所謂一撃離脱戦法を専らとしており、彼女が指揮する部隊もこれに乗っ取った戦法を取り入れ、目覚ましい戦果を上げていた。
 性格は温厚で理知的、そして仲間の犠牲を是としなかった(その信念の賜物かチューリップ率いる通称黒の部隊の損耗率は0だった)。
 また、よく舌を嚙んでいた。長く話すのが得意ではなかったのか、単に舌が回らなかったのかはよく分かっていないが、同隊の空戦メイドからは「チュリちゃん」の愛称でよく慕われた。
 終戦後は空軍に残ったが、空戦メイドたちの殆どが軍を抜けるか翼を捨ててしまったため隊員数は激減し、一応数名が在籍し続けてはいるものの、ろくに(というか全く)出頭しない者が殆ど。
 また彼女の主は前大戦中に天命を全うし、跡継ぎもいなかったため、マスター権を皇帝に返上されたままとなっている。「黒い悪魔」の異名を取ったメイドとあればそれなりに申し出はあるのだが、皇帝がチューリップの意見無視で勝手に蹴っているらしい。そうして彼女のマスターは今も不在なのである。
 そして今日も彼女は誰も来ない駐屯所の中庭でため息をつき、ひとり帝国領内の空へ飛んでいくのだった――――。

 世代:第二世代空戦型
 ランク:A
 スペック:攻撃A/防御C/機動S/持久B/頭脳A/技量D
 身長:132cm
 体型:園児体型
 装備:アクティブスラスター付ギロチンブレード、空戦メイド用重火器etc
 好きなもの:鳥、仲間
 嫌いなもの:猫、孤独
 主人:不在 (故、カラヤ・U・ペーシュ)

 M.A.I.D.
 【ホルン】

「いやー愚痴は言われても、カミングアウトされたのは初体験だったし。だからそれもいっかなーと思った次第で♪」

 大戦末期~侵略戦争期にかけて量産・活躍した
空戦メイドのひとりだが、他の量産メイドとは違いこの「天使メイド(皇帝命名)」は個々の性能に大きなムラが
あり、彼女はその最たる一例であった。
 かつては帝國空軍のセカンドエースであり、戦時においての撃墜記録は301機と同軍最高スコアに次ぐものだった。その目覚ましい戦果と共に、彼女の愛用していた56口径88ミリ砲も戦友たちの間で語り草となっている―――「アイツは
ほんと呆れたバカだった」
という愚痴とともに。
 というのも彼女の88ミリ砲は元々、元J国の重戦車(通称・虎式)の主砲だったのである。どういうわけかその砲筒に一目惚れした彼女は重戦車を撃破し、主砲を持ち帰って自分用に改造したというのだ。ドラムマガジン式の弾倉システムを
技師や整備メイドたちを巻き込んで徹夜で取り付け、超弩級の携行火器に改造
したのだった。愚痴が出ない方がおかしい。
 無論、J国の88ミリ砲弾の在庫など帝國にあるはずがないので、専らその砲塔を鈍器にして戦闘機に殴りかかっていた。そして彼女は戦場で虎式を見つけては、味方メイドの愚痴混じりのフォローも気に掛けることなく、砲弾を力ずくで奪い
取って限られた砲撃に満悦していたという。しかし鈍器用途に使われる主砲を
見ては、改造を施した整備メイドと技師たちは「だったらもう電柱でも担いでろよ」と心底呆れたという。
 性格は陽気で自覚なしの自己中心的、そして客観的に見て間違いなく「バカ」なトラブルメイカーだったらしい。そのためか何故か人から怒られることはあっても、嫌われることはなかった。
 またホルンに撃墜されたという元J国軍人が公衆の面前で「惚れた。結婚してくれ」と迫った際、ちょうど周りにいた戦友メイドたちは呼吸をそろえて「それだけはやめろ!」と忠告したという伝説もある(ちなみにその際に使用された噴水前は帝國指折りのデートスポットに指定された)。
 そして現在、彼女は元J国の軍人と結ばれ、九児の母として家庭を日々混乱
させているのだという。母となっても落ち着きのなさは相変わらずなのだ。
 ちなみにこのタイプのメイドは戦後産まれておらず、また鬱陶しいとの理由から除去手術を受けるメイドが多かったため、現在「天使メイド」は希少な存在である。 そうした意味で、ホルンはその数少ない「天使メイド」のひとりとしても有名だ。
また公に「メイドも結婚し子供を産むことが出来る」という前例を作ったメイドでもある。そんな数々の武勇伝(?)を持つホルンの話を持ち出しては、なんて皮肉な話だと、かつての戦友たちは呆れながらも笑うのだそうだ。

 世代:第二世代空戦型
 ランク:B
 スペック:攻撃B/防御B/機動A/持久A/頭脳E/技量E
 身長:156cm
 体型:ぼんきゅ、ぼーん!(本人談)
 装備:ティーガーちゃん(本人命名。56口径88ミリ虎式主砲・改)
 好きなもの:派手なもの
 嫌いなもの:地味なもの
 主人(伴侶):名誉騎士候【若松幸示(ワカマツユキジ)】⇒「パパ♪」

 M.A.I.D.
 【ミテア】


 「運送業…まさにウチの天職ッス!」

 現存する数少ない空戦メイドのひとり。戦時は数多の物資輸送を一手に担っていた輸送員。
 その役割に相応しく、総容量100tもの大容量ペイロード・ポケットを標準装備する。しかし如何に空間圧縮されているとはいえ、内包する重量が増えれば増えるほど当人にかかる負担は大きくなる。重火器を満載して出撃した空戦メイドや他にも多かったが、J国の重戦車三輛分の重量に近い物資を満載し、苦もなく空輸できた空戦メイドはミテアくらいであった。
 更には大型トラック並みの荷物や、時には十数人のフル武装メイドたちを手にぶら下げて運んでいたというのだから、空戦メイドとしては飛翔速度は平均以下と遅いものの、そのパワーとそれだけの荷を何千kmと運び続けるスタミナは底が知れない。
 同軍のホルン曰く「ミテアに殴られたらお星様かなぁ。それはそれで楽しそうだなぁ」である。ただ戦闘行為そのものに興味がなかったらしく、前線に荷を運ぶことはあっても、よほどのことがない限り、自ら進んで戦闘に参加することはなかった(自分に戦闘のセンスはないと語ってもいる)。
 現在は慢性的な貧乏騎士であるマスターの生計を助けるために多様な運送業のバイトをしており、とても活き活きとした毎日を送っている。
 そのため空軍に残席こそしているものの、専ら自主休業中。

 世代:第二世代空戦型
 ランク:D
 スペック:攻撃C/防御C/機動C/持久A/頭脳C/技量E
 身長:162cm
 体型:普通・貧しい
 装備:20mmガトリングガン、100t級ペイロード・ポケット
 好きなもの:運ぶこと
 嫌いなもの:渋滞すること
 主人:騎士【ウッディ・アジャン】⇒「ウッディ様、ちょいウッデー!」

 M.A.I.D.
 【シーア】


 「認めたくないものだな……小ささ故の過ちというものは」

 現存する数少ない空戦メイドのひとり。
 かつて「3倍の速さで動く」と畏れられた最速王であり、そのエプロンドレスと翼の色から「小さき赤」の二つ名を轟かせた空軍のエース。
 J国戦争時など、状況を問わず数多の戦場で活躍し、特にその小さく華奢な躰から放たれる蹴り技は外見から想像できないほどの必殺の威力を魅せた。
 尚その謳い文句である「3倍の速さ」というのは、本当に「他の空戦メイドの3倍の速度(平均600km/hの3倍)で飛ぶ」わけではなく、状況判断力とそれに伴う戦術行動による働きぶりが、他の3倍で動いているかのように錯覚できるほど早かったという意味であるらしい。チューリップホルンと同等の出撃数であれば、彼女らの戦果を間違いなく超えていたと囁かれている。
 しかし彼女は戦時中、チューリップや特定のメイドたちとの出撃は許されていなかった。何故なら彼女は自身を省みないほど「小さな女の子」を愛好する性癖を持っていたからである。一度チューリップと同隊になった折には、マスターである空軍将校騎士たちに「もはや戦争などしている場合ではないわァ!」とまで言わしめたほどだという(何があったかは誰も語ろうとしないし記録もない)。
 そうして現在、空軍に残席こそしているものの、チューリップの身を案じたシーアのマスターの計らいによって、同盟状態にある隣のA国へ視察団として派遣された。………が、その隣国でも性癖上の問題を起こしてしまい、それが解決するまで帰還できない状態にあるとか――――…。

 世代:第二世代空戦型
 ランク:A
 スペック:攻撃B/防御D/機動A/持久C/頭脳B/技量A
 身長:133cm
 体型:華奢・貧しい
 装備:小型カトラス、3連装12.7mm重機関銃80mmロケットランチャー
 好きなもの:小さな女の子(守備範囲120~145cm)、母親という存在、赤色
 嫌いなもの:加齢臭
 主人:騎士公【ララスン・H・カーン】⇒「母上(マスター)」

小さき赤の導き手
【ララスン・H・カーン】
 Lalasun H Khan

「シーア、この責任を一体どうしてくれる?」

 空戦メイド〝シーア〟のマスターであり、現在は親善大使として動いている女騎士。
 白髪に褐色肌という容姿から見ての通り、生粋の帝國人ではなく、古くはA国から逃れ帝國へと密入国した民族の子孫である。その素性から家は貧しく、危うい立場であったが、そうした自身の背景を顧みず武官としての道を進み、文武両面において功績を挙げ続けた女傑である。
 騎士としての地位を確立した後、大戦を経て、侵略戦争の折に空軍に配属、シーアのマスターとなった。
 それからというもの、シーアの自己中心的な行動に翻弄され続けており、その度に苦言を漏らしているが、根の部分では互いに分かり合っているようである。

 年齢:28歳
 身長:166cm
 体型:スレンダー
 階級:騎士公
 所属:空軍
 M.A.I.D.
 【トリア】


 「あぅ……と、とりあえずお手伝いしますね!」

 現存する数少ない空戦メイドのひとり。
 目立った戦果こそないが、かつて空軍内で「とりあえずいると助かる」としてサポート面で定評のあった、隠れた逸材。
 他の空戦メイドに比べて翼の大きさが控えめであること以外、外見的にも性能的にも目立った特徴はない。この翼は面積こそ狭いものの、出力速度は平均以上であり、よく小回りがきくが、当人が控えめで裏方的な役割に徹したためか、そうした先天的な特徴が際だったさえない。
 エプロンドレスも空戦メイドとしてノーマルな物であり、強いて言えば本人の(足が見えて恥ずかしいという)希望で、空戦メイドとしては珍しく丈の長いワンピースを好んだことくらいだろう。とにかく個性派揃いの空軍において、地味な没個性を貫いたメイドである。
 しかし彼女を相方としたり、同隊になったメイドたちからの信頼は、そんな風評以上に高いものだった。中には命を救われたメイドもいたというが、そうした隠れた戦果は空軍隊員たちの記憶にしか残っていないのである。
 現在の彼女は、同じくパシリ気質のマスターと共に、チューリップの自主訓練の相手をしたり、ホルンの家事や子守の手伝い、ミテアのアルバイトの手助けの他にも、元隊員たちからのヘルプコール、果てはシーアの揉め事の仲裁などに隣国へ駆り立てられるなど、日々忙殺されている。
――――よく勘違いされるのだが。彼女はマスター共々、こうして人に頼られる生活に幸せを感じているようである。ある意味で、正しいメイドの鏡たるM.A.I.D。

 世代:第二世代空戦型
 ランク:C
 スペック攻撃C/防御C/機動A/持久C/頭脳C/技量C
 身長:155cm
 体型:普通・それなり
 装備:30mm重機関砲、他
 好きなもの:お手伝い
 嫌いなもの:暇な時間
 主人:騎士【セイブ・フィッシュ】⇒「ご主人様」

 M.A.I.D.
 【ミチル】


 「ええ、慣れました。慣れちゃいました」

 現皇帝直属近衛メイドのひとり。主に秘書的な役を務める古株。
 任命された当初は皇帝の破天荒な性格に随分と振り回され、間の抜けた失敗を繰り広げたが、数年とたった現在ではすっかり落ち着ち、逆に皇帝をあしらう余裕すら見せている。
 皇帝のことは呆れてはいるが、世界を治める良王だと確信している。
 その任に相応しく頭脳野に優れるが、それ以上に〝目〟が冴えるメイド。

 世代:第二世代(先行型)
 ランク:B
 スペック攻撃A/防御C/機動C/持久C/頭脳A/技量A
 身長:160cm
 体型:ぽっちゃり・たゆん
 装備:強いて言えば眼鏡(ミッちゃんは眼鏡ッ子と皇帝が着装を義務化させた)
 好きなもの:皇帝のくだらないギャグ行為
 嫌いなもの:皇帝のつまらないセクハラ行為
 主人:テラモユス皇帝 ⇒ 「皇帝」「陛下」etc

 【ミっちゃんビーム(皇帝命名)】

 
彼女の両目から放たれる凝縮光攻撃のこと。
 端的に言えば、レーザー光線である。彼女の視界=射角であり、有効射程は1kmとも2km(彼女の千里眼が届く範囲)とも言われている。連続照射を控えればかなりの連発が可能で、ミサイルからライフル弾まで撃ち落とし、厚さ30cm以上の鉄板すら貫通する威力があり、皇帝の近侍として申し分のない迎撃力を持つ。
  尚、偶発した先天的な異能であり、現在で言えば第三世代にカテゴライズされるだろう超常能力ではあるが、第二世代は機能特化した多様なメイドが生まれているため、彼女のみが第三世代に分類され直す可能性は少ない。


 ※画像のルフェルは看護メイドではありません。


【看護メイド服】

 看護メイド専用のエプロンドレス兵装。
 他のメイドよりも多くのペイロード・ポケットや電子的装置が内蔵されており、そのすべてが医療デバイス用である。
 図のアルカ皇子が「作業効率5割り増し」と言ったのは当て推量ではなく、この兵装の方がメイドへのケアには最適であるのが紛れもない事実であるからだろう。
 なおそうした医療機器や薬品の類が、一変して十分な凶器に変貌するのは人間もメイドも変わりはない。また人間とメイドではあまりに似て非なる生命体故、薬品などの互換性は全くなく、人間にとってメイド用の薬とはすべからく劇薬である。
 M.A.I.D.【看護メイド】とは

 大戦において、帝國を一人勝ちさせるほどの威力を発揮したメイドたちであったが、それを支えるメイド技師の数は圧倒的に足りず、必然個人への負担は増大した。
 そうした背景は大戦期に多くの問題を慢性化させた。戦闘で損傷したメイドへの治療の遅滞問題。またそれに伴って一部で発生した、一定の損傷を受けたメイドは廃棄とする切り捨て問題。また一説にはそうした激務に負われた技師たちの過労によって起きてしまったとされる、第一世代の短命欠陥問題など、大戦に勝利こそしたものの帝國は多くの問題を抱え、皇帝はその状況に憤慨の意を示した。
 しかし歴史浅い人工生物であるメイドを調整するには、凡人には到底達し得ない広い知識と見聞とそれを活用できる応力、胆力が不可欠であったため、短期間での新たな技師の育成など砂上の楼閣に等しかった。
 このため、帝國は必然と【メイドを看る事が出来るメイド】の開発を急務とし、第二世代の開発と共に尽力を注いだ。
 そうして大戦末期から研究され、侵略戦争期の始まりと共に登場したのが【看護メイド】である。彼女たちはメイド技師と同等の頭脳と数多の医療デバイスを持ち合わせており、殆どの状況でメイド技師に頼ることなく前線のメイドたちをケアすることができた。また看護メイドが一部隊に一人二人いれば十全にすぎるほど高効率な威力を発揮したことから、第一世代メイドで起きた諸問題は一気に解消され、帝國は晴れて侵略戦争期を常勝無欠で収めることができたのである。
 基本的に戦闘目的のメイドではないが、急務を要求され、時には前線に突入しなければならないため、それなりの能力を持たされていることが多く、少なくとも人間の歩兵や装甲車程度に後れを取るものではなかったようだ。
 尚、あくまで彼女らは技師の補佐するためのメイドであり、同等の頭脳を持っていようとも、けして自らがメイドの開発を行うことはできない。技師は得た知識をその頭脳の閃きで常に発展・探求させていくが、彼女たちはただ識っているだけであり、技術として応用することは出来ても、それを発展させるだけの知能はないのである。
 看護メイドに傍目頭の悪そうな者が多いのは、そうした背景故なのかもしれない。

 世代:第二世代
 ランク:D
 平均スペック:攻撃E/防御D/機動D/持久D/頭脳C/技量D
 装備:医療用デバイスetc

 M.A.I.D.【空戦メイド】とは

 一般的に「空戦メイド」あるいは皇帝で言うところの「天使メイド」は、
大戦末期~侵略戦争にかけて実戦投入された、文字通り空飛ぶメイドである。大戦末期に量産されたが、技術的には第二世代に該当する
先行試作量産型。そのため個々の個体差に非常にムラがあった。
 高度を問わず平均時速600km/h程度で飛翔でき、元J国の最強戦闘機「風式」以上を遙かに凌ぐ機動力を発揮する彼女らは、まさに空の支配者であった。そして片腕で当時の各国主力戦車並みの火力を持つ80mmロケットランチャーや3連装12.7mm重機関銃や対空散弾砲を
容易く振り回し、時にはランチャー備え付けの銃剣や思い思いの格闘武器で切ったり殴ったり砕いたりと、彼女ら空戦メイドたちは数こそ
少なかったが、敵対国の航空戦力のみならず、地上を這う戦車や歩兵ら地上部隊、巡洋艦や空母などの海上戦力をも涙目にさせた恐怖の
メイド部隊であった。中には宗教上の関係か「おお神よ…!」と悲嘆に暮れたり、逆に歓喜し拝めたてて無条件降伏する連中までいたという。
 ただ戦争終結後、実生活やメイド本来の従事において「翼が邪魔でうざい」と皇帝に直訴する者が連鎖的に発生。
 そうして「いぃーじゃん、天使メイド、いーじゃんかぁよぉぉん。何がナぁニがいけないんだよぉぉん!」と野太いボイスで強面サングラスで実はハゲの皇帝まで涙目にした恐怖の空戦メイドの多くは翼を捨て、通常のメイドとして現在に至っている。
 少数残った翼を持つ空戦メイドたちは、その機動力を往かして郵便・宅配業などに就いたものや、山岳など高地に移住したという。
 当時を知り、空戦メイドと風式で交戦した元J国海軍少佐はこう語る。
「いや鳥人間まで出てくるなんて、メイドってほんとなんでもあり
だなと思ったよ。勝ち目なんてないさ。背中を取ったと思ったら後ろ向きで飛んでやがったし、にこりと笑って大砲撃ってくるんだぜ。
天使様とかA公が言ってたけど、ありゃ天女つーより天狗だろ。
空の鬼って奴だ。それが今やウチのかみさんだ。
……いやまぁ、魔性ってのは国境とか超えるって事なんだが」


 世代:第二世代空戦型
 ランク:B
 平均スペック:攻撃B/防御C/機動A/持久C/頭脳D/技量C
 装備:銃剣付80mmロケットランチャー、カトラスetc

 【 J国とは?】

 帝國の侵略によって滅亡した、かつての世界有数の軍事大国。
 現在の帝国領〝ジェイク(J区)〟に当たる、本島を中心とした諸島と周辺海域を領土としていた。
 大総督を国家元首とし、八百万の神と百八の魔を信仰する「神羅魔道」によって栄えていた軍政宗教国家であり、また鳥を神獣として崇める風習を持つ(そのため鳥をもした装飾物が多かったが、鳥そのものを用いていたわけではない)。近代技術とオカルトを混交した文化を持ち、男性は毅然として勇ましく、女性は凛として慎ましくを美徳とした国民性であった。
 世界大戦時、当時最良戦闘機と謳われた〝風式〟や名機と言われる〝零式〟と〝雷式〟を持ち、周辺海域を守護する戦艦〝倭式〟を中核とする海軍の大和艦隊は勿論、主力戦車〝狼式〟、当時最高級の防御力と火力を備えた重戦車〝虎式〟などを保有する陸軍の戦力と、各諸島に設けられた鉄壁の要塞群は、群雄割拠の時代において常勝国家としての地位を盤石のものとしていたはずであった。
 しかし、結果としてJ国は突如として乱入した帝國に屈した。帝國の
【空戦メイド】に制空権を奪われ、地上部隊を圧倒され、大和艦隊に至っては
【ジークフリート】という帝國メイドただ一人によって半数以上を壊滅されてしまったのである。大戦から間もない戦争とはいえ、この結果は軍事大国として惨憺たるものであった。
 これに対し、軍上層部は対M.A.I.Dの切り札として決戦兵器
【黒百合】を用意するも、一部の離反者によって計画は失敗。その内容も叛旗の主導者である【鳳凰院鶯妃】によって国民の知ることとなり、支持を急速に失ったJ国は瓦解。本土決戦を前に帝國に降伏したのである。
 その後、一部の軍人が抵抗運動を起こしたものの、メイド数名で鎮圧可能なほどの極めて小規模なものでしかなく、J国は事実上滅亡した。
 現在は帝国領土となっているが、抵抗運動や降伏後の衝突が極めて小規模だったのは、曰く皇帝が「いいね和洋折衷。じぃつにイイ!」と歓喜したため、(軍こそ解体されたが)J国独自の風習や文化がその後も尊重され続けているからである。また解体された軍部はそのまま帝國軍として吸収され、有能なJ国軍人を名誉騎士候として積極的に迎え入れたことも反発の軽減に繋がったと考えられている。
 ただし風習の違いからの衝突はある。特に鶏肉や鳥の卵料理、羽毛など鳥関連については連日口論が絶えないが、もう死んでしまったものは仕方ないとして、貴い犠牲となった鳥の命に感謝すればよいという肯定派も出てきてはいる。
 尚、J国は帝國側の略称であり、正式な名称は
「長ぁあああい!! 覚えェられないから、どぉぉぉぉでもいいわぁあ!!!」とゆー皇帝の一言で歴史の闇に消えたとか、アンタの声のがよっぽと長いよ、と誰もが突っ込んだかどうかも定かではない――――。



年齢:20歳 身長:150cm 体型:華奢
 階級:名誉騎士公 所属:
亡国の忘れ形見
【鳳凰院鶯妃】
 Hououin Ouhi

 元J国大総督の息女。鳥を神獣とした文化から、鳥がつく名は高貴な身分である証しである。
 当時16歳という若さでありながら文武両道、凛として慎ましく、そして勇ましいという、国民の鏡のような女性――――だった。
 生まれの血統や、陸軍幕僚長補佐官であり特務一尉(二階級上相当)であった彼女は、軍上層部との接点も少なくはなかった。そうした事から、帝國の侵略に対して劣勢を強いられた上層部が来る〝本土決戦〟において発案したさる〝計画〟を知ることとなる。
 その計画とは、対M.A.I.D.決戦兵器として生み出された【黒百合】を中核とした一大反抗作戦であり、その概要は「神羅魔道」による〝呪い〟…――――即ち【黒百合】をもって敵国すべての生きとし生けるものを〝呪い殺す〟というものであった。
 黒百合は何十人という少女たちの断末魔によって産まれた外法の造物であり、そこに新たな怨念憎悪を連鎖させれば、少なくともその数だけ敵と呼べるもの敵とする場所にいる生きるものを無差別に呪殺できる兵器だった。
 しかしその増幅率には限度があり、また呪殺兵器でありながら増幅と発現しか能力を持たない【黒百合】は、どうしても〝呪う数だけの犠牲〟を必要不可欠の条件としていた。しかも、呪い殺す相手をその犠牲そのものが憎んだり恨んだり、呪っていたりすることを絶対条件としていたのである。
 そこで軍上層部は作戦としてまず「本土決戦において、自国国民の死を不可避とする」作戦を立案したのである。即ち、国民数十万数百万人単位の生け贄を前提とした作戦だった。
 「自国を守るために国民を犠牲にすることで、大義名分の何が立つか―――!」…これが、鳳凰院鶯妃が軍部に叛旗を翻し、この作戦を断固阻止した理由である。そうして黒百合を帝國に引き渡したり、この計画を国民に公表し、軍の悪性を暴いたのも彼女の働きであった。言うなれば、未来の総督であった彼女は自らの手で、自国の歴史に幕を閉じたのである。
 その後、彼女は帝國に投降し、名誉騎士候として迎えられた。
 だが半年前、皇族からの求婚の申し出の際に、彼女の苛烈な運命は急速に暗い闇に落ちたのである。
―――――誰もが寝静まった夜。郊外の屋敷の窓に黒髪の亡霊が映り、何事か囁くという。その言葉に帝國臣民が耳を貸すと呪い殺されるとは専らの噂話である。
【 A国とは?】

 帝國の隣に位置する、巨大な民主制合衆国。専ら合衆国と呼ばれ、世界屈指の軍事力を誇る列強の一。
 植民を繰り返した歴史を持ち、曖昧な民主主義像のままに国を拡大していったために国民性の統一感はなく、肌の色などによる人種問題、国教と土着信仰による宗教衝突に基づくテロリズムや、貧富の格差によるスラム化、ギャングの横行など多くの問題を内包した国でもある。公には大国然とした理知的な経済社会を披露しているが、一歩外へ出れば危険な無法地帯となっていることも珍しくはない。
 そのため自国内の治安戦力は必須であり、大戦期においては専ら他国に付随する形の戦力として武力介入し、戦力を温存。帝國の侵略戦争においては前大統領であるマイケル・ウィルソンと帝國の現皇帝による同盟条約によって戦争を回避している。また二人は心を通わせるほどウマのあった同士であったため、それ以後帝國とA国は親善関係にある。
 ただし、大統領がリチャード・ホークへと代変わりしたことで、A国の内情は急速に様変わりした。
 黒い肌の人種の法的劣等認定、テロリストのみならずその身内・知人・友人すらも処刑に含めた過剰摘発、軍備増強への大増税、そしてこれらの政策が民主主義を無視した強硬政策であることなど、自由と平和を愛した前大統領とは打って変わった政治にA国の内情は一変した混沌を極めている。
 ただし、主に軍部においてこの強硬政策こそが、混沌としたA国の内情を救う唯一の道だと支持する国民がいないわけでもなく、前大統領を理想主義の日和見野郎だと罵倒する声さえあるという。
 A国の国民は人種が様々であるが、概ね他国に比べて大柄でタフネスなことで有名である。

 M.A.I.D.(?)
 【ミソラ】
(絵・右)

 「殺人鬼よ? でもコノハが殺しちゃダメって言うからヒマなの」

 暫定的にM.AI.D.とされたが、帝國を含めたあらゆる国家で作られたモノではない、所属不明正体不明のメイド。
 生物、とりわけ人間に対しては一方的な特殊能力を持つが、メイドに対して有効かどうかは定かではない。また主に足の包帯を軟体の刃の如く、自在に操って攻撃してきたりすることもある。
 真性の人間嫌い。またマスターであるコノハを溺愛しているため、コノハに言い寄る人間を問答無用で破滅させることもしばしばだとか(大抵コノハに寸止めされるので大事にはなっていないが)。
 コノハが側にいることで毒抜きされている今では、有害だが無害な奴。

――――その実はコスプレしているだけの異形であり、メイドでもなんでもない。


 世代:?
 ランク:?
 スペック攻撃E/防御F/機動F/持久?/頭脳?/技量E
 身長:133cm
 体型:華奢、貧しい
 装備:包帯?
 好きなもの:コノハ、加虐行為
 嫌いなもの:人間
 主人:コノハ ⇒ 「コノハ」


【コノハ】(絵・左)

 ミソラのマスターなのだが、ミソラがメイドとしての役目をまったく為さず、また自己中心的に物事を進めようとするため、結果的に彼女が従者のような立場になっている。
 色んな意味で、ミソラの舵取りさん。
 銀髪金眼に、ミソラと同じ獣染みた耳など奇異な外見をしているが、(基本的身体能力は人間よりも高いが)特に何かあるわけでもないので、多分彼女の方が本来のマスターなのだろうと周りからは思われている。時々幼女の姿になっているのだが気付かれない。
 潜在的に地味。
 ミソラと共に帝国領内を当てもなくウロウロしてたり、A国の揉め事に巻き込まれたりしたが、大抵はモブキャラである。
 身長165cm、均衡の取れた美しい体つき。
 武装としてデリンジャーを携帯している。


【侵食憎悪】

 
ラストノート。ミソラの有する特殊能力。
 人間であれば、どうしようもない一方的な攻勢制圧能力。また機械に対しても一定の影響を及ぼす。
 詳細不明。
 M.A.I.D.(?)
 【ドミメイド】
(絵・右)

 「ジャック! 私の実力を見せてやる! よく見ておくんだな!」

 都市伝説化している正体不明のメイドであり、帝國製ではないとしか分かっておらず、そもそも実在するのかどうかも怪しい存在。
 パワードスーツのフルフェイスマスクのような仮面を被っているが、訊ねると「中の人などいない!」と返事するらしい(ただし某所の拍手ページにて中の姿を公開しているとかゆー、意味不明な噂もある)。
 「何をしに現れた、ここはお前のような者が来る場所ではない」と、自分から来たくせに一方的に断定して、歯磨きで相手の歯茎を思いっきり擦ってきたり、マグカップに入ったどろりとした白い液体を引っかけて攻撃してくる。ただし基本的に成功せず、涙を堪えながら逃げ帰っていくという。
 身体能力は時速300kmオーバーで走り、空さえ飛ぶという。その仮面は戦車砲の直撃にも耐えるとか言われているが検証不能。
 放っておいても特に害はないが「ドミナント・ドミナント・ドミナント」と三回唱えると、満足して立ち去ると言われている。また新しい歯磨きをプレゼントすると「お前ならやり遂げるかもしれん…」と好意的な言葉を残していくという。

 世代:?
 ランク:?
 スペック
 身長:120cm
 体型:ちんまり
 装備:歯磨き、マグカップ
 好きなもの:ドミナント
 嫌いなもの:偽物、贋作
 主人ジャック王 ⇒ 「ジャック」

【ジャック王】(絵・左)

 いつの頃からかドミメイドと並んで噂になった、ドミメイドのマスターと謂われるつなぎを着たイイ大男。ドミメイドの台詞から生まれたとされる。
 ドミメイドと同じく妙な仮面をつけていると言われ、その風貌は定かではない。
 自らが資格があると認めた相手(主に男)の前にベンチに腰掛けた姿で現れ、
「遅かったじゃないか……」と言い放ち、つなぎのジッパーを下ろしながら、
「やらないか?」と問いかけてくるという。
 これに反応してしまうと、頭が熱暴走して精神崩壊する糞味噌な状態になるまで体を要求され続けるという、世にも恐ろしい怪談である。そもそも人間とは思えないほどの大男のソレを受け止めた時点で死が確定するのではないかと、専門家の間では日夜討論が絶えない。
 正解は定かではないが、「レイヴン」という単語に反応するとされる。
 推定身長3~5m。